TOMPEIX´s DIARY

2018年:ALS発症、2019年12月:人工呼吸器装着、現在:在宅介護

脳波によるコミュニケーションツール

やっと呼吸が安定してきたので、この前の出来事を。

先月末に新しいコミュニケーションツールを試させてもらいました。

今は視線でパソコンを操作して、

文字を打ったり、呼び出しベルを鳴らしたりしてるけど、

その操作も難しくなってきたときにどうやってコミュニケーションをとるかってので、

脳波による意思伝達装置を試させてもらいました。

何かの質問に対して、脳が反応すれば、微弱な電気が流れるので、

それを検知して、イエスかノーかを判定する仕組み。

ただし、筋肉を動かすときに流れる電気信号にも反応するので、

表情筋が少し残ってる今の段階では、

ごっちゃになって判定が難しいかも。ということでした。

実際に使ってみると、筋肉の動きにはよく反応するけど、

考えるだけで反応するというのは少し難しそう。

もっと病状が進んで、視線は動かせるけど、

おでこは動かないってくらいになればもう一回試したいですね。

今回こういう装置を試すことができて、

これからの闘病生活の不安を和らげることができてよかった。

もっともっと研究が進んで、

誰もが安心してALSにたちむかうことができることを願って。