脳波によるコミュニケーションツール
やっと呼吸が安定してきたので、この前の出来事を。
先月末に新しいコミュニケーションツールを試させてもらいました。
今は視線でパソコンを操作して、
文字を打ったり、呼び出しベルを鳴らしたりしてるけど、
その操作も難しくなってきたときにどうやってコミュニケーションをとるかってので、
脳波による意思伝達装置を試させてもらいました。
何かの質問に対して、脳が反応すれば、微弱な電気が流れるので、
それを検知して、イエスかノーかを判定する仕組み。
ただし、筋肉を動かすときに流れる電気信号にも反応するので、
表情筋が少し残ってる今の段階では、
ごっちゃになって判定が難しいかも。ということでした。
実際に使ってみると、筋肉の動きにはよく反応するけど、
考えるだけで反応するというのは少し難しそう。
もっと病状が進んで、視線は動かせるけど、
おでこは動かないってくらいになればもう一回試したいですね。
今回こういう装置を試すことができて、
これからの闘病生活の不安を和らげることができてよかった。
もっともっと研究が進んで、
誰もが安心してALSにたちむかうことができることを願って。